表層意識（顕在意識）と深層意識（潜在意識）とは？心の仕組みを知って悩みを手放す！

「悩みを解決したい！そのために頑張っているのにどうしてこんなにも治らないのだろう…」

という切実な想いを持っている人も多いかと思います。

望んでいるのに、実現しない…　その原因は何なのか？？

今回は『心や思考』と『現実に起こっていること』の関係について考えていきたいと思います。

表層意識（顕在意識）と深層意識（潜在意識）とは？

20世紀に活躍した心理学者ジークムント・フロイトは、私たちの意識に無意識（潜在意識）の領域があると発見しました。

フロイトによる精神分析学では、人間の日常生活における心のは働きは無意識がとても影響しているとされています。

表層意識（顕在意識）

自分で認識できる思考、意識。

例えば…

私は彼氏もほしいし結婚もしたいです！幸せになりたい！

深層意識（潜在意識）

自動的に思考している意識。無意識の部分。

例えば…

私には彼氏も出来ないし結婚も無理だろうな…

※これは無意識で思っています

表層意識（顕在意識）と深層意識（潜在意識）の割合

表層意識と深層意識は、よく氷山に例えられます。

表層意識は全体の5％以下、深層意識は95％以上！

なんと自分で意識できない思考がほとんどです。

それなのに私たちはたった5％の意識している部分を自分だと認識しているのです。

深層意識（潜在意識）で思っていることが現実化する！？

思考は現実化すると言われていますが、この95％以上を占めている無意識の部分である深層意識が鍵となります。

例えば…

「私は彼氏もほしいし結婚もしたいです！」と頭で思っていても思考の量は全体の5％

「私には彼氏も出来ないし結婚も無理だろうな…　」という無意識の思考が95％

そして現実は…

幸せな結婚を望んでいるのに、私には彼氏も出来ないし結婚もできない…

かわいそうに…

表層意識と深層意識が同じ方向を向かないと、自分の望む現実が体験できないのです。

でもこれは自分が作り出した現実です。

深層意識（潜在意識）はコントロールできるのか？

深層意識も元々は表層意識でした。

表層意識にだんだん新しい思考が折り重なり、徐々に深層意識になっていったのです。

古い思考はどんどん忘れられて深層意識に貯まり、時間が経ってから現実化します。

まずは今の自分の現実を客観的に観察して過去の思考を読み取ってみましょう。

そしてそれを自分自身で一度認めることが大事です。

この時、絶対に自分を責めたりしないでくださいね。

過去の自分をそのまま認めるだけで大丈夫です。

私も心理学を学び、本当の意味で自分と向き合うということを初めてしました。

あとは、今の自分に必要のない思考があればやめていく。

例えば、自分の悩みについて考える時間を無くしたり、焦点を当てすぎないことも私は大事だと思っています。

出来るだけ、自分の心が軽くなる何かに意識を向けてください。

まとめ　これからは望む現実を自分で作る

今の現実を作ったのは過去の自分の思考です。

今からの思考も古くなるにつれて深層意識にどんどん貯まっていきます。

ということは、これから起きる現実は今からの思考も関わってくるということになります。

表層意識と深層意識を一致させて、望み通りの現実を作りましょう！