ステロイド外用薬について
ステロイド外用薬のランク一覧
ステロイドは抗炎症作用の強さで5段階に分けらます。
I群(ストロンゲスト)
● デルモベート
● ジフラール、ダイアコート
II群(ベリーストロング)
● フルメタ
● アンテベート
● トプシム
● リンデロンDP
● マイザー
● ビスダーム
● テクスメテン、ネリゾナ
● パンデル
III群(ストロング)
● エクラー
● メサデルム
● ボアラ、ザルックス
● ベトネベート、リンデロンV
● プロパデルム
● フルコート
IV群(ミディアム(マイルド))
● リドメックス
● レダコート、ケナコルトA
● アルメタ
● キンダベート
● ロコイド
V群(ウィーク)
● プレドニゾロン
● グリメサゾン軟膏
どの軟膏が処方されるかは皮膚科の先生の判断なのでも、もう先生を信じるしかありません。
信頼できる先生のいる病院にきちんと通う
私は以前、体用にベリーストロングのアンテベート、顔用にミディアム(マイルド)のロコイドを処方されました。
何だか怖くて、もっと弱いのに変えてほしいとお願いしました。
でももっと弱いものを使うと、結果的に良くならず塗る期間も長くなってしまうので、逆に良くないと言われました。
症状がひどい時はきつめのステロイドを短期間塗って、良くなってきたら徐々に弱いものに変えていく方がいいそうです。
私はいつも少し良くなったら勝手に塗るのを止めて病院に行かなくなるというパターンを繰り返していました。
でもこの時は、不安な気持ちも全部話して先生の説明もよく聞いて、納得した上でちゃんと病院に通ってお薬を使うことを選びました。
私が小さかった頃はステロイドの塗り方の指導とかはあまりなかったようですが、今は「ワン・フィンガー・チップ・ユニット」と呼ばれる塗り方が推奨されています。
ステロイドの正しい塗り方「1FTU ワン・フィンガー・チップ・ユニット」
ステロイドの塗る量の目安
「ワン・フィンガー・チップ・ユニット」とは、大人の人差し指の先から第1関節まで薬をチューブから出した量です。
チューブの穴の直径が5mm程度の場合、約0.5gに相当します。
これを1FTUと呼び、大人の手のひら2枚分くらいにステロイド軟膏を広げて肌に塗っていきます。
ステロイド外用薬や保湿剤では目安としてFTU(フィンガーチップユニット)を使います。
軟膏の場合、FTUは大人の人差し指の一番先から第1関節に乗る量で、約0.5gに相当します(チューブの穴の直径が5mm程度の場合)。
これを1FTUと呼び、大人の手のひら2枚分くらいの面積に塗ることができます(体表面積の約2%)。
ローションの場合は、1円玉大が1FTUとなります。
FTUを目安に、自己判断で増減せずに常に医師に指示された量を塗るようにしてください。
ステロイドの塗り方
塗る時は、すり込むのではなく、肌にのせて広げていくような感じです。
ステロイドの続け方
ステロイドは良くなるまで使い続け、量を減らす、中断などは必ず皮膚科の先生に判断してもらってください。
ステロイドは対症療法、根本治療は考えられる原因を取り除き心と体のバランスを正すこと
ステロイドを塗っている間は痒みも炎症もかなり軽減するので、その症状が軽くなっている間に、心と体のバランスを正すことが大切です。
でも、人それぞれ原因も症状も違うので、自分に合った方法を探すしかありません。
直接的な原因が分かればそれを解消すればよいのですが、何が原因かわからないのが辛いところですよね。
皮膚科での治療でステロイド以外の方法もあります。
上手に組み合わせて、ステロイドは短期間の集中治療として使ってください。
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ステロイド以外の治療法 皮膚科での肌の治療
お薬をずっと使い続けなくても大丈夫な自分になるために、このブログでは情報を沢山アップしています。
是非参考にしてみてくださいね。